2009年3月3日火曜日

遅刻癖について

遅刻・欠勤癖がなおりません(/_;) - 教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3036576.html

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自分で「痛い目に合わないと治らないのかも…(いつか痛い目に合った時に多大なコストを払って治る)」と思っている場合、痛さに鈍くなってずっと治らないことも想定した方がいい。
すでに他人からの信頼とか遅刻した自分に対する嫌悪感とか、時給換算での仕事なら金銭的な損失とか、痛い目にはあっているはずなのに治らないんだから。

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「朝早く起きられないのは気持ちの問題です。お隣の家が燃えているのに、あなたは寝続けますか?」

自分に甘えているから遅刻する、というのはわかる。
しかし毎日「起きなかったら死ぬ」という脅迫を自分に対してするくらい切羽詰らないと起きられない状態はすでに異常なのではないか。
そして甘えてしまう人は「気持ちの問題」なんてことはずっと昔から頭では理解している。
その「気持ち」がちゃんと起きよう、起きなければいけない、てきぱき準備しなくてはいけない、遅刻してはいけない、という状態になっていないんだ。現状として。

走るのが遅いです、もっと速く走るにはどうしたらいいですか。という問いに対して「足を速く動かせていないから、もしくはストロークが小さいからです。もっと足を大きく速く動かしましょう」と言われて速く走れるようになるか。

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かといって「遅刻してはいけない」「周囲に迷惑をかけている」ことをまっすぐ受け止めようとしても、甘いのですぐに自分を責める方に逃げてしまう。
受け止められないから。
自分を責めらるだけ責めて、周囲にも迷惑をかけて疎まれたりして、それでもその痛みにはだんだん慣れていって、どんどんダメな自分に慣れていく。

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いきなり自分の罪の全てを受け入れるのは難しいので(多少の正当化は精神衛生的にむしろ行われるべきだと思う。きっとダメ人間じゃない人もやってると思う。)、軽い罪を受け入れるところからはじめるのが妥当なのかなあと思っている。

がんばりすぎずにがんばろう。

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